先日、実家の物置を整理したとかで、私のがらくたがどさっとやってきました。

その中から出てきた、過去の遺物。なんかへにゃっとしたガラスの数々。
10年以上前に作ったものです。
当時、これはうまくできた、って思って取っておいたんだろうなあと思いながら、とりあえず写真を撮ってごみ袋へ。
中には今につながるプロトタイプとかもちらほらいて、ちょっと感慨深くなりました。

吹きガラスの作品は流れていくものです。毎日作ってはどこかへ売られ、あるいは割れたり捨てられたりしながらどんどん更新されていきます。
もしガラスを続けられていなかったら、あれが過去の最高点になっていたのか・・・と思うと、あのガラスを笑って捨てられる今は幸せだな、と思いました。
(はせがわようこ)